FAQ

研究室に関するよくある質問

(1) スポンサーは受け入れていますか?

受け入れております。パーソナルファブリケーション社会を実現するためのツール開発、マシン開発、マテリアル開発を通じて「つくる人を増やす」研究にご賛同いただける企業の方はいつでもご連絡ください。

(2) 他大学からの学生は受け入れているのですか?

1学期間毎週欠かさずにゼミに通い、慶應大学SFCの現研究室メンバーと刺激的な関係を作って参加してくれる意欲ある学生であれば受け入れています。

(3) 学部で建築を学んでおり、修士課程に進学を考えているのですが、大学院で「建築」は扱いますか?

田中浩也研究室は、 日本におけるファブラボの活動を推進するための先端研究拠点です。ファブラボでつくられるものの中には、当然ながら「建築」も含まれます。スペインのSolar FabHouseや、ボストンのInstant Houseのように、部材からすべてマシンで切り出し、自分達で組みたてるのがFabLab流です。田中浩也研究室では、そうした制作活動やそれに必要とされる設計ツールの開発もちろん行っていきますので、その意味における「建築」は可能です。事実、これまでにも、建築出身のたくさんの学生を受け入れています。しかしながら、国内で一般に言われる「建築設計」とは、扱う内容が異なることに注意してください。また、田中研究室は大学院エクス・デザイン・プログラムに所属しており、通常の建築設計を取り扱う環境デザインコースとは異なりますので、設計演習や実務資格としての建築士取得課程などは扱っていません。

(4) 田中浩也研究室とファブラボ鎌倉はどのような関係ですか?

研究室から見れば、ファブラボ鎌倉は研究成果の社会応用や実験実証を行うための場所です。また、ファブラボ鎌倉で多くの一般市民に出会うことにより、現状何が「つくること」の障害となっているのか、どのような研究が必要なのか、何が本当に必要とされている研究なのか、を常に確認することができます。大学における「先端研究」と、ファブラボにおける「社会応用」が、常にフィードバックされて好循環が生まれるように運営しています。