FabLabについて

慶應義塾大学環境情報学部田中浩也研究室は、日本におけるファブラボの活動を推進するための研究拠点です。

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ファブラボは、 「ほぼあらゆるもの(”almost anything”)」をつくることを目標とした、3Dプリンタやカッティングマシンなど多様な工作機械を備えたワークショップ。世界中に存在し、市民が自由に利用できる事が特徴。「ほぼあらゆるもの」の中には、大量生産・規模の経済といった市場原理に 制約され、いままでつくり出されなかったものが含まれる。ファブラボは、個人が、自らの必要性や欲求に応じて、そうした「もの」を自分(たち)自身で作り 出せるようになるような社会をビジョンとして掲げており、それを「ものづくり革命 (Industrial (Re)volution:第2次産業革命)」とも呼んでいる。「ファブ」には、「Fabrication」(ものづくり)と「Fabulous」(楽し い・愉快な)の2つの単語がかけられている。

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具体的には、「ほぼあらゆるものをつくる」ための制作環境推進として以下の4項目を学術研究のテーマとして掲げています。

デザインツール(≒ソフトウェア)の開発: デザイン支援ツールを開発する。
デザインマシン(≒ハードウェア)の開発: 工作機械を開発する。
デザインマテリアルの開発: 新素材(エコマテリアル等)を開発する。
オープンソース・デザインシステム(「ものづくり知識」共有継承システム)の開発: ウェブシステムやアプリケーションを開発する。

また、社会貢献活動として、世界のファブラボと連携し、途上国へのものづくり普及活動にも力を入れています。

・ソーシャルファブリケーション
See-D*FabLab

地域と密着したものづくり活動として、資源循環やリサイクルにも力を入れていく予定です。
・リサイクルファブ
・ファブリソース