Digital Embroidery Machine

Janome memory craft 200 (Social Fabrication Center)

目次

【1】刺繍データの作成について

【2】ミシンの準備

【3】USBからミシンにデータを移し、縫います。

サンプルとして fablab のロゴマークの刺繍データを作成します。

bmp形式のデータを作ります。bmp形式のデータが作れればどんなソフトを使ってもいいですが、今回はイラストレーターを使います。

※bmp形式のデータに変換できればどんなソフトを用いてもかまいません。

イラレの1番左のメニューの中の「データ書き出し」を選びます。

>ファイルの種類 BMP を選び、書き出します。


次に、デスクトップにあるカスタマイザー11000を起動します。
立ち上げ時に、ミシンの種類として「MC200E」を選びます。その後、ミシンのマークを押すとソフトが起動します。

ファイル>模様の読込み>(さきほど.bmpで保存したので)>画像の取込みを選択します。

画像の読み込みだったので線画の編集のウィンドウが登場します。ここで画像を模様に変更していきます。

ステッチ>自動登録を選択します。これで自動的に模様データに変更してくれます。

スタートを押します。すぐに模様データに変更されます。色のついたデータの場合は色感度を高くしておくと設定される色数が多くなるので、特別な場合を除いて標準で設定します。

自動ステッチスタート

模様データに変換され、最初のウィンドウに戻ります。

パーツの編集ウインドウでレイヤーを選択して編集をします。色や、縫いの種類などを変更できます。レイヤーは上から順に縫われます。また縫う必要のないレイヤーはここで削除します。

色や縫い順などの修正などが終わりましたら、USBにデータを書き込みます。

USBのアイコンの「模様の書き込み」を選択します。


初めて使う場合は必ずこの手順でUSBにデータを入れてください。この手順以外ではミシンで使うEmbfフォルダが作成できません。


(USBに手動でEmbfフォルダを作り、そこにデータを保存という手順を試しましたがミシンは認識しませんでした。)

Embfフォルダを選択してclf形式で保存してください。
(jef形式で保存するとミシンで縫うときに模様の配置を変更できません。)

書き込みを押したらUSBに保存完了です。

まず、スイッチをいれます。

上糸(ミシン糸から出ている糸)をセットしていきます。

上糸をミシンに記載してある通りにかけていきます。(下の写真を見てもらうとわかる通り矢印など書いてあるので

寄り道せずに素直に糸をかけていきます。)

上糸をかける段階はここで最後です。

針に糸を通します。糸を簡単に通せる器具が横についているのですが、ここで集中力を高めるためにも

器具を使わずに、通しましょう。慣れるとこっちのが早いです。(付属の説明書に器具の使い方は書いてあるので楽をしたい場合はそちらをご参照ください。)

ボビン(下糸)をセットします。

針を下げられるところまで下げて、また上げると下糸(ボビンから出ている糸)が上糸に引っかかって出てくるので、

それを引っぱり、ある程度の長さではさみで切ります。

これで上糸と下糸のセットは完了です。押さえ(上の写真でいうと針の下に位置している透明のもの)を下げます。

これで、スタートボタンを押すと縫い始めてしまうのですが、まだもうすこし待って。


四角の枠の間に布をはさみ、つまみをしめます。布がたるんでいると刺繍の精度が落ちるのでぴんと張る感じにします。

僕はまだやったことないのですが、布の裏側に接着芯(のりがついていてアイロンをかけると布に張り付くもの)を

つけると・・・よりきれいに刺繍ができるみたいです。

裏側はこうなってます。

四角枠を留め具にとめます。

USBを差し込みます。

USBマークのところを押します。

データを選択します。

時間などの諸々のデータが表示されます。なにか変更がある場合はsetボタンを押して色々と変更してください。

矢印が時計回りに書いてあるアイコンを押すと、刺繍する範囲を知ることができます。

もし変更がある場合は、その上にある大きな矢印をいじって変更してください。

※サイズを縮小しようとしたのですが、なぜか90%より小さくできませんでした。
そこで、縫い時間が長すぎる場合には、このページの一番最初まで戻って、もともとのBitMap画像サイズを小さくするところからやり直さなければいけません。960*960のサイズだと1時間、480*480サイズだと2分となり、どのようなアルゴリズムで所要時間が決められているのかはちょっと不明です。カスタマイザーのソフトのうえで、サイズや範囲を設定できるのかもしれませんが、いまのところソフトウェアにそういう機能は見つかっていません。

すべてセッティングが完了したら、押さえをおろしてスタートボタンを押します。

縫い始まります。

縫い終わりましたら、枠を外して糸を切って完了です。細かい糸の処理などは手で行いましょう。液晶には次に縫う色が表示されます。

上糸とボビンともに違う色の糸に変えてください。上糸とボビンのセッティングに関しては【2】ミシンの準備をご参照ください。

以上で終わりです。

[FabLab] Janome 900 (Kamakura)

家庭科の授業で使ったミシンとほとんど使い方は変わりません。

1 上糸をセッティングします。

ミシン糸をミシン上部の上糸をかける棒にセッティングします。

上糸をかけていきます。

上糸をかける手順はミシンに指示がありますので、それにしたがって順番にかけていきます。

かけ間違いなどがあると、縫っている途中ですぐに糸が切れてしまったり、止まったりしてしまうので慎重に順番通りかけていきます。

2、ボビンをセッティングします。

針の下にボビンガマ(いかにもボビンが入りそうなところ)に設置します。(あとで写真をUPします。)

ボビンが反時計まわりになるようにセットします。糸道に沿って糸を通してください。

ボビンから糸を10cmくらいだしておき、ボビンカバーをつけます。

3 針を下して、下糸を出します。

ミシンの右側についている針の上下を操作するところを回して、針を最後まで下におろすと下糸(ボビンの糸)が上糸にかかって出てくるので

それを外に出します。

これでセッティング完了です。

4 液晶パネルを操作して、縫い方を選択します。

液晶パネルの1番上野ボタンを選択すると、直線縫いなどが選択できます。

選択したら、おさえをさげて針の少し上についているスタートボタンを押して縫い始めます。

少し縫ったら、縫った部分が簡単にほどけないように返し縫いをしておきます。(直線縫いの場合)

縫い終わりにも返し縫いを忘れずに。

5 刺繍をする場合

刺繍をする場合は写真にあるような四角枠を使います。 枠の範囲で刺繍ができます。

液晶パネルで刺繍したいパターンを選択したら、縫い範囲ボタンを押してみます。

そうすると針が縦横無尽に移動して刺繍する範囲がわかります。

もし、自分が刺繍したい部分とは違う場合は矢印をおして調節します。

刺繍範囲が決定したら、おさえをおろしてスタートボタンをおします。

ミシンにちょっかいをださずに終わるまでおとなしく待ちます。

縫った回数が液晶に表示されるのでそれをみていてもいいかもしれません。