Universal VLS 6.60 [SFC]
加工エリア :813 x 457mm
慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパスのモノづくり工房内のレーザーカッター(universal laser systems)
[切り出しまでの手順]———————————————————————
*データ作成ソフトウェアとしてイラストレーターを使用する場合
[1].イラストレータでデータを作成する。
この際注意すべきことは、作成するデータを材料を切り出す(cut)線として記述するのか、
あるいは材料を削る(laster)線とするかという点である。(Cut線として記述する場合次の1.2の条件が必要)
1.イラストレータの[ファイル]→[カラー設定]でHSVからRGBにする。
2.線の太さを0.01に設定し、色をR=255,G=0,B=0に設定する。
[2]. [1]で制作したデータをプラグイン(UCP)に送信する。
1. [ファイル]→[プリント] でプリント設定画面を起動 ここでプリンターのバーのところを
「VLS6.60」とする。
2. その後、「プリント」でプラグインソフト(UCP)にデータを送信。
[3]. プラグイン(UCP)上でカットの詳細設定を行う。
1.右下の[setting]→左上の[material database]で以下の写真の設定画面に進む。
2.材料の種類、厚さを設定。今回は2.5mmのMDFを切り出す。
[4].レーザーカッターのセットアップ———————————————-
1.レーザーカッターの下にある変圧器(写真左の白い方)にレーザーカッターのプラグがさしこまれていることを確認し、変圧器の電源をオンにする。
集塵機(写真左の黒い方)の電源をオンにする。
コンプレッサーの赤いバーをAUTOまで倒し(コンプレッサーがうなりだす)、青いバーを手前に動かす(チューブに対してまっすぐにする、シューっと空気の通る音が小さくする)。(写真右がコンプレッサー)
[5].材料の設置————————————————————————————–
切り出す材料を設置する。写真にあるように左上が、座標(x,y)=(0,0)の基準点である。
1.基準点に材料を合わせる。————————————————–
切り出す部材がたわんでいる場合、たわみをなくすためにガムテープ などで材料のたわみを
なくしておくとよい。(写真参照
2.レーザカッターのヘッドの高さを調整する。
写真にあるような専用のデバイスをレーザーカッターのヘッドに合わせて、材料とヘッドの距離が
ちょうどデバイスを間に挟んだ距離になるように、インターフェース上にあるz軸調整バーで調整する。
(下写真参照 )
(レーザーカッターのヘッドをz軸上で動かしたい場合はCUP上のオレンジ色のマルところで調整
xy座標は緑色のマルのところで調整、切り出しはスタートは青色のマルの部分で)
[4] 切り出す。————————————————————–
1.上の写真のCUP上からレーザーカッターを起動し(起動ボタンは右上にある)
2.右上の水色のマルで囲まれたスタートボタンを押してカットスタート。
[注意点]
・データをレーザーカッターに送るときのUSBポートは毎回同じポートを使用するほうがよい。
(そうしないと謎のバグが発生する場合がある)
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チュートリアルビデオ
UNIVERSAL VLS6.60 (SFC) No.1
UNIVERSAL VLS6.60 (SFC) No.2
UNIVERSAL VLS6.60 (SFC) No.3