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Modular Fab House

“Modular Fab House”は、以下の条件を満たす新しい「オープン(リ)ソース建築キット」のデザインプロジェクトです。

(1)  ファブラボの機材のみで制作加工が可能 (主として4×8版とShopBotをパネル材として想定する)
(2) 段ボール箱もしくはスーツケースで世界中に安価に輸送することが可能
(3) 図面データがオープンソース化されており、カスタマイズおよびリミックスが可能
(4) 人出のみで組み立て可能でかつドライジョイント

この研究は、MITのLarry Sassのグループが進めてきた「Instant House」プロジェクトと、田中浩也研究室が進めてきた「オープン(リ)ソースファニチャー」プロジェクトの融合形として2010年に開始されたものです。


Instant House/  Larry Sass, MIT School of Architecture
基本的なキットの上で、環境や気候条件に合わせてカスタマイズできるように、以下のような拡張ファサードコンポーネントを同時に開発しています。こうした建築は、テンポラリーな屋外カフェ、屋外バーをはじめ、途上国での住宅や被災地での利用を前提として設計が進められています。