ポスター制作

最終発表会は、実物モックアップとポスター、そしてFabbleで行います。

ポスターについて
総務省ファブ社会の基盤設計に関する検討委員会
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01iicp01_02000030.html

田中研テンプレート(イラストレータ用)があります。
http://fab.sfc.keio.ac.jp/poster2015.ai

ルールがあります。

1. ポスターは「遠くから」見るものです。アイキャッチ的な効果が求められていますが、PCの画面に近いところの目線だけでデザインすると失敗します。

2. ポスターデザインやDTPのレイアウトのことは「組版」と呼ばれます。「組む」という言葉には、全体のバランスを見て「崩れていない」というニュアンスが含まれています。

そのためにまず、必ず全体に
「グリッド」を引きます。

ここから先のデザインは必ず、グリッドに合わせて行います。

3. 先ほど述べたアイキャッチ効果のため、まず、大きな写真1点と小さな写真1点を選びます。写真の解像度はもっとも高いものでなければいけません。
写真の背景は、必ず「白一色」とし、光のライトアップの方法なども含めて、z104奥の写真ブースで、必ず質の高い写真を撮影してください。

4. 文字フォントは「游ゴシック(ボールド)」に統一します。
フォントサイズは、ポスターでは一般的に「3種類(大・中・小)」までです。

ただし、英語と日本語では、同じフォントサイズでも、目に入るボリュームは違います。そのため、英語と日本語でサイズを少しずらすことで、視覚的に同じ重さにそろえることは行います。

5. 無意味に色をつけることをしてはいけません。

6. 改行がおかしな位置に入り、文頭が不自然になってしまった場合、文章の中身を調節します(漢字変換、傍点をとるなど)。過不足なく、グリッド枠に文章がおさまるように調節します。

7. 文章は必ず日本語と英語の両方で書きます。秋から台湾から3人の留学生が参加しますので。

8. 誤植(漢字変換のミス)、英語のスペルミスは何よりも恥ずかしいことです。本番でこれを見つけたら、私が紙を引き裂いて破ります。
画面上で見ていてもなかなかわかりませんが、紙に印刷してチェックしましょう。あるいは、他の人にチェックしてもらいましょう。

なぜか、自分では自分のミスはみつけられないのですが、他の人のミスは見つけられるものです。