graphtec silhouette cameo
0.概要
- マニュアル(入門ガイド・silhouette studio®)
- プラグインのインストール
- セットアップ
- カット設定・出力
- カッタープランジャ
- 台紙
1.マニュアル(入門ガイド・silhouette studio®)
Silhouette America, Inc. から公式の入門ガイド、silhouette studio®のユーザーマニュアルがダウンロードできます。
・入門ガイド
http://silhouettejapan.jp/dl/621614732_P_SILHCAMGUIDE-J_2.pdf
・silhouette studio®ユーザーマニュアル
http://silhouettejapan.jp/dl/manual_jp.pdf
2.プラグインのインストール
silhouette cameoは公式にはsilhouette studio®でしか動作しないにですが、
Craft ROBO(graphtec)専用のAdobe IllustratorのプラグインCutting Master 2 for Craft ROBOでの使用が可能です。
本マニュアルでは主にこのプラグインでの出力の方法を詳しく扱っていきます。
Cutting Master 2 for Craft ROBOは以下のサイトよりダウンロード出来ます。
http://downloads.graphtecgb.co.uk/support/
3.セットアップ
本体右側面図
本体に電源コードとUSBケーブルを繋げ、USBケーブルはPCに接続します。
電源ボタンを押します。
各種ボタンの説明は写真の通りです。
メディアのセットは操作ボタンの左にある青いつまみを下ろし、白いツメをメディアの幅に合わせるようにセットしてください。
ツメのセットが終わったらつまみを戻し、メディアの左端を写真の黄色の矢印で指しているラインに合わせて操作画面の「ヨウシセット」を選択、「ENTER」ボタンを押します。
※今回はカッティングシートを切るため「ダイシナシ」を選択します。
※ファインペーパーのカットの場合は台紙が必要となります。(6.)
4.カット設定
Adobe Illustratorでベクター画像を用意し、メニューバー「ファイル」よりインストールしたプラグイン「Cutting Master 2 for Craft ROBO」→「カット・プロット」でプラグインを起動する。
※初回のみデバイス設定画面が表示されたら「Craft ROBO cc300-20」を選択
プラグインのウインドウが開いたらまずは「一般」設定をします。
一般設定でできることは以下の通りです。
・メディアサイズ:セットした紙のサイズを入力します。
・ジョブサイズ:実際に出力したいジョブのサイズを設定します。
・位置:メディア上のどの位置に出力するのかを設定します。
次に「レイヤリング」設定画面です。ドライバオプションを有効にすることで設定が可能になります。
主に枠内で囲ってある部分で以下の設定ができます。
・速度:カットする早さを設定します。
遅い:精度が高い、厚物を切る 速い:速い
・カット圧:カットの圧力です。数字が大きいほど強い力でカットします。
・線の種類:直線できるかミシン目で切るかのカットのパターンの設定
・パスの回数:厚物など切りにくいものは2回3回カットすることで綺麗に切ることができます。
※刃先を出しすぎたりカット圧をあげすぎる前にまず試してください!!
・カットテスト:使ったことのない紙はカットテストをしましょう。
※カッティングシートの場合、下の写真で外側を剥がした際に三角部分が綺麗に残る感じがベストです。
全ての設定が終わったら「送信」をクリックして出力をします。
5.カッタープランジャ
刃の調整は刃の赤い線を数字に合わせて行います。0〜10段階で、小さい数字から大きい数字にかけて刃先が長くなります。
また適切な刃の長さ、使用上の注意等は以下のリンクのpdfに詳しく記載されています。
http://silhouettejapan.jp/dl/CUTTER%20CAUTION-3.pdf
6.台紙
ファインペーパーや普通紙などをカットする際には必ず専用の台紙が必要です。
台紙は刃やCAMEO本体の保護の為である他、カットの際に紙がずれてしまうことを防ぐことができます。
台紙を使わずにカットすると刃やCAMEO本体を痛める原因となるので絶対に止めましょう。
また、台紙は消耗品で購入すると1500円前後しますが自作する事も可能です。
自作台紙については以下のリンクを参照してください。
・自作台紙の作り方