月別アーカイブ: 2014年4月

3D Scanner (Sense)


3DSystems社の3Dスキャナー。
お手軽で外部電源が不要なことが魅力です。

1.ソフトウェアをダウンロードする
公式サイトからソフトウェアをダウンロードしてください。Windows/Macそれぞれに対応しています。

2.本体の認証を行う
本体とPCを接続し、ソフトウェアを起動して下さい。うまく認識されない場合、ソフトウェアの再起動を求められます。接続に成功すると、初回のみSerial Number と Activation Code の入力を求められるので、本体が入っていた紙箱のフタ裏側に書かれたものを入力してください。

3.スキャンの設定
Sense 01
スキャンの対象物を選びます。人間を選んだ場合全身かバストアップか、物体を選んだ場合おおまかなサイズの選択をしてください。

4.スキャン開始 / 詳細設定
スクリーンショット 2014-04-24 13.50.51
最初の設定が終わると上のような画面になり、画面上部中央の三角をクリックするとスキャンが始まります。右上から二番目のアイコンをクリックすると、スキャンの詳細設定を行うことが出来ます。

名称未設定

Orientation : スキャナーの縦横に関係します。
Resolution : 解像度。
Object Size : Customを選ぶと自分で対象範囲を決められます。
Prompt on Startup : これがOFFだと、起動時に3の行程をスキップします。
Object Recognition : スキャナー側で対象物を判断し、画面表示の際別の色で表します。
Color : 色情報を認識します。
Frame Rate : 画面上にフレームレートを表示します。
Target Ring : 画面上に丸い輪が出ます(?)。

5.スキャン
対象物をゆっくりと回り込むようにスキャンしていきましょう。画面右側の → をクリックするとスキャンが終了します。
スクリーンショット 2014-04-25 20.25.44
途中対象物を見失った場合、Lost Tracking! と表示されます。見失う前の位置に戻るか、スキャンを再スタート、もしくは終了してください。

6.モデルの編集(Edit)
スクリーンショット 2014-04-24 13.57.17
画面上部の3種類のアイコンを用い、モデルの編集を行います。
・Crop 必要な範囲だけを矩形で選択します。
・erase 不要な部分を自由選択し、削除します。
・solidify スキャンできなかった部分を認識し、自動的ににモデルの穴埋めをします。

7.モデルの修正(Enhance)
スクリーンショット 2014-04-24 14.00.07
・Auto Enhance 色合いを自動で調整します。
・Trim 直線でトリムします。
・Touch Up ドラッグした範囲をスムーズにします。

7.保存(Share)
スクリーンショット 2014-04-24 14.01.45
フロッピーのアイコンをクリックして自分のPCに保存します。拡張子を指定しない場合ply形式で保存されるので、必要に応じて拡張子を記入してください。

3D Scanner(Modela)

MODELA スキャンマニュアル
付属のセンサーユニットを使用したスキャニング機能のマニュアルです。


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1. センサーユニットの装着
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切削用の「スピンドルユニット」を取り外し、入力用の「センサーユニット」を装着してください。


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2. スキャン対象物の準備
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スキャンする対象物を用意します。両面テープや粘土を使用して、土台にしっかりと固定します。今回は、貝殻をスキャンします。


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3. ソフトウェアの立ち上げ
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スキャニング機能用のソフトウェアDr.PICZA立ち上げ、ツールバーの「コントロール」から「スキャン領域設定」を選択します。


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4. スキャン領域の設定
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スキャン領域設定のウィンドウで、センサーユニットのXY方向の動作範囲を指定します。


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5. スキャンピッチ、基準面の高さの設定
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0.05mmから5.00mmの範囲で、XY方向のスキャンピッチを設定します。この数値が小さいと、精度が高くなり、作業時間が長くなります。逆に、数値が大きいと、精度が低くなり、作業時間が短くなります。また、Z方向の基準面を設定することで、高さ方向の原点を調整することが出来ます。今回は、貝殻の固定に、粘土を2mmほど積んでいるので、その高さを対象物のZ方向の原点とします。


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6. Z方向の上限の設定
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Z上限設定により、対象物の高さを指定することができます。「Z上限方向」のチェックボックスを選択して、対象物の最も高い箇所のXY座標を指定します。ここまで設定を終えたら、ウィンドウ内の「OK」を選択します。


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7. スキャン開始
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ツールバーの「コントロール」から「スキャン」を選択します。


自然物を応用した3Dテクスチャデザイン
スキャニング機能を使用して、自然物のテクスチャパターンをベースに、3Dテクスチャをデザインする手法を紹介します。


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1. 自然物を用意
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スキャンの対象となる自然物を用意します。今回は、4cm角に切り取ったメロンの皮を使用します。


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2. スキャン
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MODELA スキャンマニュアルで示した手順に従って、スキャンします。今回は、スキャンピッチをXY方向ともに0.5mmに設定します。


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3. Rhinocerosで形状の調整
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RhinocerosなどのCADソフトを用いて、スキャンで取得した形状を調整します。今回は、エンボス加工に使用する雄型と雌型のデータを作成します。その際、凹凸を強調するために、モデルをZ方向に2倍拡大しています。その他にも、曲面へのマッピングなど、デザインに応じて形状の調整ができます。


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4. 3Dプリンターで物質化
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作成したデータを3Dプリンターで出力します。


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5. エンボス加工
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制作した雄型と雌型を使用して、エンボス加工を行います。今回は、金属板にテクスチャパターンを再現しました。

4/22 #3 Advanced Modelling (Computational Fabrication), 3D Scanning

ログ
安達 綾田 大庭 深井 木場
岡本 佐藤 福田 守矢

 

http://meshconsultants.ca/?p=815
GrabCAD

Computational Fabrication
http://cfg.sfc.keio.ac.jp/
– サーフェス表現(.stl, .obj. .amf)とボクセル表現(.tiff, .gif, .voxel)
(ベクターとラスター)
Digital Geometry
– 環境のセットアップ (processing1.5.1と必要なライブラリ)
– 使ってみる
– 自分でもエフェクトをつくってみる(藤木論文)

3D Scanning
– スキャンのおもちゃ
– ピン方式(Modella)
– 赤外線方式 (Xtion, Kinect, iSense)
– レーザー方式 (David)
– Konica Minorta
– Makerbot Digitizer
iSense
– CT Scan (自作) OpenCT
– 自作ミルクスキャン
– ストライプ方式
– 写真画像を張り合わせる
– Photo Walker
– 3D Digitizer
– 金崎 Digitizer

Mesh Cleaning
Meshlab
Meshmixer
netFabb
藤吉君推薦

Application
3D Photo
人物
風景
動物

4/15 #2 3D Modelling, Simulation, Rendering, Assembly

ログ
安達 綾田 大庭 深井 木場
岡本 佐藤 福田 守矢

授業で伝えたいこと(田中)
3Dのモデリング方式

* Surface vs Soild
-SolidWorks 機械
-Rhino プロダクトデザイン Rhinoworks Rhino Solid
-AutoCAD 建築

—–NURBSとは?
—–スプライン曲線とは?
—–ベジェ曲線とは?

— Fabric CAD? (Physical Simulation)
* F-Rep, B-Rep そしてBoolean

POV-Ray
TopMod
Images

-Autodesk 123D Design
-Autodesk 123D Sculpt
-Autodesk 123D Creature

メタコセイア
MOI

TinkerCAD
ShapeShifter
L-Draw
3D-Draw

* STL vs AMF
* Mesh vs Volumetric

DRUBUTU

* Fab Modules, Kokompe, Kokoperi
* Static Modelling vs Parametric Modelling [GRASSHOPPER]
* Static Design vs Generative Design EXAMPLE

Animation
* Blender
* Cinema4D
* Google SketchUp + Google Physics
* RFID 3D Printer + Assembly

Li-sanによるプロダクトモデリング講座
sketch & freeform modeling

今週のはんせい
発表者もコメントする人も魅力的に話そうや
来週からは、3分間のTED形式プレゼン

来週までの課題
 新規生 – normal
 Codelab既習生 – advanced (アニメーションなど)
 Introで作りたいものをモデリングしてこよう!

4/8 #1 Web Management, GitFAB, Open Design

From Fantasy to Fabrication / ヤバい妄想力と、スゴい実装力
Fiction 良い嘘をつくこと(あとで現実化するから)

履修者:
安達 綾田 大庭 深井 木場
岡本 佐藤 福田 守谷

予定
4/8 #1 Web Management, GitFAB, Open Design + Imagination, Sketch
4/15 #2 3D Modelling, Simulation, Rendering, Assembly
4/22 #3 3D Scanning
4/29 (引っ越し)
5/6 (GW)
5/13 #4 Computer Control Cutting
5/20 #5 3DPrinting
5/27 #6 Large CNC (Shopbot) @YOKOHAMA
6/3 #7 Arduino, Rasberry PI, Sensing, Visualization
6/10 #8 Network, Server Side Programming, Python
6/17 #9 LED and Speaker Motor and Mechanics, Robot Arm
6/24 #10 Sewing Machine, Open Knit, Embroidery –> Mizuno Sensei
7/1(FAB10) Molding and Casting, Composite, Materials, Measurement
7/8(FAB10) Integration, FABRITRONICS
7/15 #11 Final Project Ideas
7/22 #12 Final Project Prototype
7/29 #13 最終発表会

WeeklyLogの参考
HowToMake(Almost)Anything 2013 (Peopleから見れます)
FabAcademy 2013 (Studentから見れます)

過去の田中研
田中
渡辺(ゆ) 青木 升森
秋吉 冨中
吉田
藤本 関島 対馬 平柳
藤吉 渡邊(も) 渡辺(ひ) 清水 浅倉 宍戸 芹澤
淺野 森川 綾田 深井 木場
守谷 福田

共有手段
GitHub  gitFAB Instructables tumblr fabtable
Youtube Vimeo ニコニコ動画
thingiverse  shapeways etsy

モデリング/レンダリング
Rhinoコマンドリスト(ver.4) 動画付きコマンドリスト。
デザインモデリングワークショップ プロダクトデザイナーによるTips。
標準レンダラーを使い倒せ!
れんだまん Brazilに詳しい。

田中研標準レンダリング
Brazil > Renderer Settings
→ Simple Luma Server パネル
→ SkylightOn
tugite

撮影Tips
z104の撮影ブース/カメラは水野研所有のもの。
FAB X のように白バックで綺麗に写真を撮りましょう。

次週までの課題
・ウィークリーログを制作し、最終制作したいものをスケッチしてアップロードする!
・Rhinocerosに慣れる(特に新規生)