(2-2) Scalable Modular Design


Research Topic

田中浩也研究室では、組立/分解/交換可能な「モジュール」を単位とした新しいデザイン手法を開拓しようと
しています。こうした「モジュール」に基づくデザインは、原子や分子のようなミクロ(ナノ)スケールから天体や
宇宙構造物のようなマクロ(メガ)スケールまで横断して適用できるものですが、現在は特にヒューマンスケ
ールの玩具・家具・建具・建物(建築)といった人工物を構成するモジュールに、「知能」や「計算」といった
動的要素、もしくは相互作用する仕組みを組み込み、デジタルモデルとフィジカルモデルを連携させること
によって生まれる新しい可能性を実験的に確かめてみたいと考え、プロトタイピングを進めています。

具体的には、
・モジュールシステムに基づく移動可能仮設(モバイル)バーの開発と実験
・Digital Fabricationとアルゴリズミックデザインの融合による家具生産システム
・電子回路を組み込んだ「知能モジュール」を用いた動的な環境構造物
・生物模倣型群ロボットとその群表現
等です。

Research Project

Open (Re)Source “Smart” Furniture (2010-)
Hiroya Tanaka, Dan Smithwick(MIT), Harrison Hall(MIT), Kent Larson(MIT)
fab_origami_furniture_2-300x175

Open (Re)Source Furniture (2009-)
Hiroya Tanaka, Tomoki Hiramoto, Kotaro Iwaoka
orsf_orf2

Modular Bug Bots (2009-)
Ken Ishizuka, Toru Kawanabe, Taisuke Ohshima, Hiroya Tanaka
bot

Traveling Bar Project (2005)
Hiroya Tanaka, Satoshi Kaito, and All lab members
tb01
tb02

Research Context

「モジュラーデザイン」というと、同じ形状のブロックを大量に組み合わせるタイプ(大量生産の工業化時代の手法)
を思い浮かべることが多いと思いますが、現代の「モジュラーデザイン」はそれとは異なる様相を示しています。
(主として建築における)アルゴリズミックデザイン、(主としてメカトロニクスにおける)Programmable Matter
そして生物模倣型生産システムでもあるデジタル・ファブリケーション技術の進歩と普及、その3つが重なりあった
領域に浮かびあがる、新しいデザインの「単位」を発見・発明したいと考えています。